Innovative drug infusion technology for laboratory animals.

よく頂くご質問 Frequently Asked Questions    

設定可能なフロ―レート(流量)を教えてください。
0.1 - 10.0μL/hr (設定分解能:0.1uL/hr)
投与スケジュール作成時に設定可能な[投与量単位]と[時間単位]を教えてください。
【投与流量単位】Flow Rate[ul/hr] / Dose [ug/kg/hr] / Dose [mg/kg/hr]
【時間単位】分 min(s) / 時間 hr(s) / 日 day(s)
手技書はありますか?
投与部位に合わせた手技書や手技動画のご用意がございます。
また、iPRECIO ポンプの埋め込み手術トレーニングもございます。
お気軽にお問合せください。

   サージカルノート・手技動画について問い合わせる
最新事例(論文・ポスター等)を教えてください。
   最新事例を見る
デモ機はありますか?
IMS-310R iPRECIO マネジメントシステム
(データ通信装置 UCD-X10R + システムインストール用CD)のデモ機のご用意がございます。

   デモ機について問い合わせる
付属チューブの素材および寸法はどのくらいですか?
素材:メディカルグレードSEBS (Styrene-Ethyl butylene-Styrene (Olefin Series))
インナーチューブ:内径0.45mm, 外径1.10mm
アウトレットチューブ:内径0.55mm, 外径1.20mm
長さ:120mm以上
リザーバ部の素材は何でできていますか?また、使用できない薬品はありますか?
リザーバ部の素材はSIBS(Styrene-Isoprene-Butadiene-Styrene (Olefin Series))でポンプ全体にシリコンコーティングが施されております。
SEBS(チューブ素材)およびSIBS(リザーバ素材)はオイル基材への耐性がないため、基本的にオイル基材はご使用頂けません。
 
リザーバには何μLの薬液注入が可能ですか?
リザーバ容量:130μL(精度保証できる残量は30μL以上です。)
付属チューブと2Frチューブの接続は可能ですか?
チューブとチューブを繋ぐカップラ(型式:SC25/10)をご使用頂く事で接続可能です。
接続方法は下記の通りです。

<2Frポリウレタンチューブとの接続方法>


薬液を充填する際、誤って気泡を混入してしまいました。 どのように気泡を取り除けばよいですか?
気泡がセプタムの近くにある場合、セプタム付近の液と一緒にニードルで吸引除去して下さい。
気泡をセプタム側に移動させることができない場合、ニードルで液をゆっくりと吸引し、圧力を感じるところまで(シリンジに少し空気が入るまで)プランジャーを引き、そのままニードルをセプタムから抜いて下さい。 
インナーチューブとアウトレットチューブとは何を示しますか?

インナーチューブは、リザーバ部から外部チューブまでのポンプ内部を通るチューブ部分で、
アウトレットチューブはポンプ外部に接続されているチューブを示します。

薬液充填時はどのような点に気を付けたらよいですか?
薬液はあらかじめポンプの動作環境温度に温めて充填してください。(例:体内温度38℃)
シリンジに液をゆっくり吸引し、シリンジ内の液に気泡が混入していないか確認した後、
リザーバに液をゆっくり充填してください。(速く充填すると小さな気泡が混入します。)
ポンプ埋め込み後、薬液補充はできますか?
下図①のセプタムポートから経皮でリフィル(補充)が可能です。
②の突起は皮膚の上からセプタムポートの位置を探すときの目印です。
なお、注入時の注射針サイズは 27 ゲージまたはそれより細いサイズを推奨しています。
リフィル回数上限は毎回新品針使用で50 回までです。

またリザーバは柔軟性のある材質のため、規定容量を越えて注入しても大きな抵抗なく容量を越えて注入出来てしまいます。補填の際はシリンジ内には補填容量を越えた薬液を充填しないようにしてください。規定容量を越えて薬液補填すると吐出精度が保証値を越える可能性があります
ポンプのアクティベートが成功しているか分かりません。どのように確認したらよいですか?
アクティベート直後から約100秒間、ポンプに耳を近づけて頂くとカムの動作音を確認できます。
カムおよびピンの位置が、下図のようにチューブ閉塞状態になります。



また、液が充填されたリザーバを指で軽く押しても、カテーテルの先端から液が吐出しません。
※貴重な液の損失を回避するため、リザーバを強く押しすぎないよう注意してください。
   また、この方法はアクティベート実行から100秒経過後に実行してください。
ポンプとマネジメントシステムの通信を切断するとどうなりますか?
正しく投与プログラムがポンプに転送できていることが確認できていれば、プログラム通りに投与が開始されますので、通信を切断しても構いません。
但し、試験終了後にログの回収は行えません。
電池残量計算値を超えて使用することはできますか?
電池寿命計算値は保証値ではありません。
ポンプにより多少のばらつきがあり、動作し続ける場合もありますが、ログデータの回収ができなくなります。 データ回収が必要な場合は計算値以上のStudy 設定をしないでください。
一度使用した後の再利用は可能ですか?
本製品は使い捨てです。再使用は推奨していません。
実験動物に埋込み後、取り出して再利用した場合には製品保証は受けられませんので、ご了承ください。

<ポンプのトリミング>
再利用したいポンプを一次洗浄し、酵素洗剤を用いて有機成分を取り除きます。

1.再利用したいポンプから付着物などを取り除き、水道水などで洗浄します。
2.ポンプリザーバがつぶれている状態の場合は、一時的に生理食塩水などの溶液を充填し、
   リザーバを膨らませます。
3.酵素洗剤溶液(※)を調整し、最短4時間~最長72時間程度、ポンプを浸漬します。
4.一定時間経過後、流水でポンプを十分にリンスします。

※酵素洗剤溶液について:
  lconox,Inc 社製Terg-A-Zyme 粉末状酵素活性洗剤の1%(w/v)溶液を推奨します。

<化学滅菌>
化学滅菌剤を使用して、トリミング済みポンプのコールド滅菌を行います。

1.化学滅菌剤溶液を調整し、ポンプが完全に浸る程度の容量を密閉できる容器に入れます。
2.ポンプを溶液の入った容器に入れ、しっかりと密閉します。
3.室温で最短10時間~最長48時間、静置します。
4.時間経過後、ポンプを取り出して滅菌溶液(生理食塩水やRO水など)に、
   室温で最短10時間~最長48時間、浸漬します。
5.時間経過後、ポンプを溶液から取り出し、清潔なドライ環境で保管してください。

※高温、加圧、減圧を伴うオートクレーブ滅菌やEOG滅菌を行うことはできません。
  また、ポンプのシリコンコーティングを保護するため、フェノール類、アルコール類、
    ヨードフォア、次亜塩素酸系の溶液を滅菌に使用しないでください。

※本手順はポンプ表面の滅菌を行う手技であり、リザーバ内部やチューブ内部の滅菌状態は、 
  不十分である可能性があります。

※リザーバ内には前回の投与で用いた溶液が充填されています。リザーバ内の洗浄を行う際は、
  清潔な溶液を繰り返しリフィルセプタムからリザーバに充填、回収することにより行います。

一度アクティベーションしたポンプの電源を切ることはできますか。
磁石による電源投入と同じ動作を磁石のOFF側を使用して実施してください。
但し、電源を切るとプログラムしたデータは全てリセットされますので、再度電源 ON 動作から検出~プログラムまでの手順を繰り返してください。
 

Page top

logo
Privacy Policy